今日はフィリピン留学で失敗する人の共通点についてお話ししていきます。
僕は今までフィリピンは5回以上訪れてます。そのうちの2回は留学です。
2018年5月に1ヶ月間「ミライズ留学」という語学学校にて。そして2019年6月に「QQ English」で2週間留学してました。
それに加えて僕は今から5年前、大学3年生の時に、学校を一年休んでアイルランドに留学してます。(1年の語学留学でどれだけ英語力が伸びるのか【僕の経験と勉強法】)
普通の人より留学経験は豊富だと思います。
だから留学で失敗する人の共通点というのも大体わかるわけです。留学中に英語力が全然伸びない人も見てきたってのもありますが、何より僕自身が英語学習から留学生活においても数々の失敗をしてきてるからです。(留学中に辛かったことを全部まとめて話す【結局全部いい思い出】)
例えば
- 英語力ゼロの状態でアイルランドに留学した
- いくら英語を話す機会を増やしても、半年間全く英語が話せるようにならなかった
- 数ヶ月通った学校が潰れ、学費が帰ってこなかった
特に英語学習ではかなり遠回り、つまり失敗してきた方だと思います。
今でこそ日常会話レベルの英語は割とできて、TOEICも875点を持ってて、日本人から見たら「英語ができるほう」と思われるかもしれませんが、留学当時はマジで英語ができなかった。
それは完全に間違った英語学習をしてたから。そして無駄に自分を精神的に追い込んで、非効率的な学習に固執してしまっていた。
当時はネットで調べても正しい英語の勉強法というのが見つからなかったので、自分で手探りでやって行くしかなかった。
でも今は手探りで勉強法を見つける必要なんてないですからね。
英語力を効率的に伸ばす方法は、第二言語習得研究や認知言語学などからわかっています。
だから「フィリピン留学したけど英語が全然できるようにならなかった」などの失敗を避けるためにはまず、どうやったら英語力は伸びるのかを理解しておく必要がある。
ということでこの記事では、フィリピン留学する人ががやってしまう英語学習における失敗パターンを紹介するとともに、本当はどういう学習をすればいいのか紹介します。
最後の方には生活における失敗パターンや、学校選びにおける失敗パターンなんかも紹介していこうと思います。
(長い記事なんで、気になる見出しだけ拾って読んでいってください)
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フィリピン留学で失敗するパターン【マインド編】
短期的な思考で努力をやめてしまう
まず一番最初に重要なことを語っておこうと思います。フィリピン留学そして英語学習で失敗する人の一番の特徴。ちょっとマインドっぽい話になりますが、それは
物事を短期的思考で考え、すぐに諦める人です。
ちょっと分かりにくですかね?具体的な例をあげましょう。
「1ヶ月勉強したけど、全く成果が見られなかった。私には英語の才能がない」
こんなマインドの人です。
こんなこと言ったら元も子もないですが、英語なんてのは勉強し続ければ確実に英語力は上がってきます。ライティングなどの負荷のかかるトレーニングを続ければ、文章を作る力がつきスピーキング力が上がります。
シャドーイング、ライティングなど負荷のかかるトレーニングをすれば、リスニング力が上がります。
だからとにかく続ければいいんです。英語なんてたかが言語ですからね。誰にでも話せるようになる能力はあるんです。どんなIQが低い人でも日本語を話せるようにね。
でも大半の人は、すぐに努力をやめます。
なぜか?
要は理想と現実のギャップがデカすぎるんですね。
英語って数ヶ月でできるようなものではありません。2年、3年とかけて話せるようになるものです。フィリピン人の先生だって小さい頃から英語を第二言語として勉強したプロセスがあるから先生として働けてる。
はっきり言っておきますが、初心者の方がフィリピンに数週間、数ヶ月留学した程度じゃ絶対にペラペラに話せるようにはならないんです。僕も今の英語レベルまで来るのに数年単位の時間がかかったますし、周りの英語できる人を見てもかなりの歳月をかけてるように思います。
だから長い目で見て地道に、楽しみながらでも努力を続けていけばいいんです。
「フィリピン留学に2週間言ったけど英語力が伸びなかった」「あー、金を無駄にした」とか考えて、まるでフィリピン留学が失敗だったかのように捉える、その考え方は非常にマズイです。
なぜならその思考が英語学習の妨げになるから。
そのような短期的思考はいずれ「英語学習をやめる」という方向に向かいます。
本当に「英語を話せるようになる」という最終的なゴールに向かいたいなら、数週間、数ヶ月単位で物事を判断するのはやめましょう。
フィリピン留学中は「昨日教わったことを今日は少しうまく言えるようになったな」そんなふうに考えてればいいんです。
この記事では便宜上「〇〇だとフィリピン留学で失敗する」と書きますが、そもそも努力を続ける限り失敗なんて存在しないんですよ。多くの成功者の方が言ってる通り。
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英語で失敗する人と、投資で失敗する人の共通点
ちょっと短期的思考が失敗をもたらす話を続けたいと思います。
最近ぼく、株式投資を始めてるんですけど、「英語学習で失敗する人」と「投資で失敗する人」は非常に似てるなと思います。
英語学習で「1ヶ月やっても全然ダメだ。才能ないからやめよう」と考える人がいるように、
株でも買った株が次の月には20%も下落しちゃって、「投資した100万円がもう80万円になっちゃったよ。20万円も含み損が出てる。もっと下がるかもしれない。これは経済危機の序章かもしれない。俺のお金がすべて消える。ここで損切りしないと」と思って狼狽売りしちゃう人がいます。
(狼狽売り:相場環境や悪材料で株価が急激に下落し、心理的パニックに陥り、株を慌てて売却してしまうこと)
優良企業の株であれば待ってれば時と経過とともに株価は上がっていきます。
コカコーラ、ファイザー、ジョンソンエンドジョンソンといった100年以上歴史があり、数々の修羅場をくぐってきた、人々の生活・文明に根付いた企業が潰れるはずがありません。
さらに企業によっては投資金額の3%〜5%の配当金をもたらしてくれる。つまり何もせず、ただ待ってればいいんです。
分かりやすいように世界最大級のIT企業「Apple Inc.」の株価チャートを使って説明しましょう。
これは1ヶ月単位で見た時の株価です。
2019年8月1日に217円だったのが、8月5日には192円と20%も下落してます。先ほどの例と同じで、100万円投資してた場合、20万円の含み損になります。
20万円の現金が手元から消えたと考えると怖いですね。でもこちらのチャート(期間:10年)を見てみてください。2019年8月1日〜8月5日の変化は丸で囲った部分です。
10年という期間で見たらいかに小さな変化だか分かりますかねw?もう小さすぎて見えないでしょw?
そしてこちらチャート、2015年〜2018年の部分を見てみてください。
一度株価が90円台に割り込んだものの、一年ほどで最高値を更新して、最終的には227円まで上がっています。
つまり2015年からたった3年間100万円分の株を保有してたら、200万円にまで増えていた上に、年間1.5万円の配当金すら貰えたと。
しかも先ほど2019年8月1日〜8月5日に192円まで下落と書きましたが、数日後には200円まであっという間に復活してます。ちなみにリーマンショックの時でさえも1年足らずで最高値更新してますからね。
ここからわかるのは以下のことです。
- 価値を生み出してる企業の株価は時間の経過とともに確実に上がる。
- 暴落した時こそ買いのタイミング。株価は1年ほどですぐ戻るから。
- 数日、数週間単位の変化は誤差。右肩上がりの中の一部でしかない。
- 優良企業の株は買ったら保有し続けることで、配当金をもたらしてくれる。
- 市場予測なんて無意味
僕、英語学習においても全く同じだと思うんですよね。
- 学習努力を続けてれば、長期的にみて確実に英語力は上がる
- 伸び悩みの時期こそ、勉強を続けろ。
- 数週間のフィリピン留学は、英語力が右肩上がりに伸びるプロセスの一部。変化が微小すぎて成長が見えない。でも確実に成長してる
- 積み重なった英語力を利用すれば、配当金のように少しずつ自動的に英語力を伸ばせる
- あなたの努力に水を差してくる奴は無視しろ
まさか僕も「フィリピン留学で失敗する人のパターン」で株の話を持ち込むとは思いませんでしたがw、
ここで言いたかったのは、とにかく数週間程度の変化なんか気にするなってこと。
あなたではなく周りの人間が「あの留学、無駄だったんじゃない?」と言ってくるかもしれませんが、そんなのも無視しろってことです。
英語学習はやればやるほど積み重なります。そして株と同じように積み重ねれば一定以上下落するということもなくなります。ある程度英語を話せるようになれば、配当金のごとく、特に勉強しなくても日常生活で使う中で小さな成長を届けたりしてくれます。
英語学習をやめるなんてのは、株で心理的パニックに陥ってる人間と同じですw
英語学習は「長期保有」でいきましょう。そして英語学習における買いの最高のタイミングは今です。
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フィリピン留学前と留学中の「学習法」における失敗編
先ほどまではマインドっぽい話でしたが、ここからはもっと具体的なところに踏み込んでいきます。
ここで紹介する失敗するパターンは次の5つ。
- とにかくアウトプットすれば英語力が上がると考えてる
- インプットしない
- レッスン受けすぎ
- 発音を気にしない
- 自分で考えない
それぞれ詳しく説明していきます。
とにかくアウトプットすれば英語力が上がると考えてる
まず一つ目。
「とにかくアウトプットすれば英語力が上がる」
これがもっともありがちな勘違い。
留学する多くの方は、とにかくたくさんの授業を受けて、休み時間も外国人の生徒さんと積極的にコミュニケーションをとって、学校の外でも英語を使って挑戦してみようと考えてるかと思います。
それは決して悪いことではありません。むしろやった方がいいに決まってるんですけど、一つ現実的なことを話しておくと、
アウトプット(スピーキング)をしてるだけでは英語力は決して上がりません。
たくさん先生と会話をしたって、休み時間に外国人の生徒さんとコミュニケーションを取ったからって、英語は上手くなりません。
なぜか?
アウトプットというのは、知ってる知識を吐き出す作業でしかないからです。知っている範囲でしかアウトプットはできませんし、
いくらたくさん話したって、知らないことは「知らないこと」のままです。
だって、日本語でもそうじゃないですか?
いくら日本語をたくさん話したって、勉強しない限りは政治や経済の難しい話はできないじゃないですか?僕らは日本人なんで、意味は分からなくても、単語は聞き取れるかもしれません。
でも英語の場合には、意味もわからなければ、単語を聞き取ることすら難しいんです。ある程度の英語力がないとそれは「ただの音」にしか聞こえません。
ちょっと例を挙げると、例えば次のフレーズ理解できますか?
Как дела? (カク ディラ?)
これロシア語で「How are you?」という意味です。(ロシア語は反則ですかw?)
ほとんどの人はこんな簡単なフレーズでも理解できなかったはずです。
それは頭の中に「Как дела? = How are you?」という知識がないから。
まぁ仮にこの程度の簡単なフレーズであればいずれ理解できるようになるにしても、長文だったらいくらロシア語を聞き流したりしても、全く理解できないですよね。
しかしこと英語になると、とにかく海外で暮らしたり、たくさん人と話してれば自然にできるようになるんじゃないか?と考えてしまう人が非常に多い。
でも残念ながら知らない言葉は、いつまでたっても知らない言葉のままです。
ちなみに「インプット仮説(wiki)」では次のように言われてます。
- 話すこと(アウトプット)は語学訓練にはならない
- 十分な理解可能なインプットがされれば、そこに「i+1」が存在する
- 教える順番は自然習得の順番である必要はない
留学中に話すトレーニングだけをしたところで、”ある事”をしなければ英語習得は叶わない、ということですね。
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インプットしない人&レッスン受けすぎな人は失敗する
ではその「ある事」とは何か?
インプットです。
非常に当たり前のことですが、インプットすることは非常に重要。
理由も単純で、頭の中に知識がなければいくらアウトプットしても、同じところをぐるぐる回ってるだけですが、新しい知識が増えれば、新たな表現を頭の中で生み出すことができるからです。
具体的な方法に関しては、ここで書いてると途方も無いので書きませんが、単語、文法、イディオムなど自分が必要な英語、そして自分が今持ってる英語レベルに合わせて適切に知識を得ていきましょう。
インプットとアウトプットの割合ですが、「インプット:アウトプット=8:2」がベストです。(英語力による)
実はこれ僕が経験則で話してるわけではなく、インプット仮説や第二言語習得研究(SLA)でちゃんと明らかになってることなんです。
だからこの理論でいけば、フィリピン留学中10時間勉強するのであれば、授業2時間、自習8時間がベストということになります。
フィリピンに留学したのに1日2時間しか勉強しないってヤバいですねw
まぁこれは極端な例ですが、とにかくインプットの比重を増やそうということ。
フィリピンの語学学校ではそれぞれ様々なプランが用意されています。
僕がこの前通ってたQQ Englishも1日8時間レッスンを受けるプランもあれば、1日たった4時間のコースもありました。
今回僕は1日8時間のコースを選びましたが、実際やってみるとキツいです。自習する暇なんてほとんどなかった。
家に帰ってちょっとブログ記事を書いてたらすぐに12時とかになってて、さっきまで「インプット重要だよ」とか偉そうに言ってた癖に、僕は自習全くできてませんでした。笑
なので僕としては1日4時間だけのコースで十分だなと思いました。僕としてはね。
でも普通の人はせっかくフィリピンに行くんですから、素直に8時間とか授業を受けるのがいいのかなと思います。その方がコスパは良くなりますし。
どこの語学学校もコース料金には学費のほか、宿泊費や食費など諸々の費用が含まれてます。4時間コースとかだと費用の大半が、宿泊費になるので、何のためにフィリピンに来てるのかよく分からなくなります。笑
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よく言われてることだけど、留学前に勉強しといた方がいい。
でも8時間も授業受けたら「インプット8割、アウトプット2割」の法則を守れないですよね。
そこでどうするか。
インプットは日本でたっぷりしておきましょう。
フィリピンで1日8時間を2週間(計40時間)受けるとするなら、日本で1日2時間の自習を80日(160時間)やると。
「いやいやそんなの無理だよ。仕事で忙しいし」
と思いますよね。僕も毎日まとめて2時間と聞いたら一気にやる気が失せますw
でも英語学習って別にまとめて時間を取らなくても大丈夫ですよ。
1回15分を8回とかやればいいんです。仕事の休憩がてら単語帳を眺めたり、イディオムの参考書とかを眺めればいい。
英語って積み重ねなんで、5分、10分と言った短い時間でもとにかくやった方がいいです。別にまとめて時間をとったから記憶が定着しやすいなんてこともないですし、逆に5分間で学んだ単語の方が忘れやすいとかいうのもないんで、隙間時間を使って積み重ねていきましょう。
ちょっと話が変わるんですけど、よく「留学前に勉強しとけ」と言われますよね。
実は僕、「は?そんなのする必要ねーだろ」と思って、1年間アイルランド留学した時も完全なるノー勉でいきました。
経験者が言います。留学前にインプットしといた方がいいですw
理由はここまで説明した通りです。知識がないと同じところを堂々巡りで、一向に英語力は向上しないからです。
僕も留学初期の頃はかなり悩みました。英語力が上がらなくて。
でもある時期からPrasal Verbsなどのインプットを増やしたら爆発的に表現の幅が広がって、自分の言いたいことが伝えられるようになった。(英語力を裏技的に向上させるPhrasal Verbsの重要性知ってる?)
留学後もTOEICなどの勉強をしたら、さらに英語がより簡単に話せるようになった。
そうして僕はインプットの重要性にやっと気付けたわけですねw
別に留学前にインプットしてたからって、授業が楽になるなんてことはほとんどないですよ。
だって高々数ヶ月間たくさん単語やイディオムを覚えたところで、実戦で使われる英語は多岐に渡りますから、どんなに勉強しようと知らない単語は出てきますし、英語を話せるようになることもありません。受験勉強をたくさんしても全く英語力向上に寄与しないのと同じです。
でも長期的目線で見たら、絶対に留学前にインプットをしといた方がいい。
だっていずれ必要になるわけですから。知識を入れるタイミングは早ければ早いほどいいに決まってます。
大学生の時に留学してから5年くらい経ちましたが、今でも「あれって英語でなんて言うんだっけ」ということがよくあります。
その理由は単純で、インプットが足りないからです。
簡単な単語の組み合わせで自分の言いたことを表現できてますが、もっと語彙力があればもっとスマートに言い表せるのになと思うことがよくあります。
なので僕もみなさんと同じように、今後もインプットトレーニングに励んでいこうと思いますw
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発音を気にしない人
これも「とにかくアウトプットしろ」と類似する根性論的な話で、「発音は気にしなくてもいい。それよりも伝わる英語を!」と言われたりしますよね。
僕の個人的な見解ですが、発音のトレーニングをしないとフィリピン留学失敗します。留学というか英語学習においてですね。
なぜかというと、英語には最低限伝わる発音のレベルがあります。
そして、日本人の英語の発音は「伝わるレベル」に達していないことが多いからです。
発音が悪いと何がヤバいって、理由はいくつかあります。
- 正しい英語を話してるのに、伝わらない
- だから「単語力「文法」「発音」等どこに問題があるのか判らない
- そして英語に対して変なコンプレックを持つようになる
僕も上記のパターンにはまってましたし、今までそんな日本人をたくさん見てきました。
一方、文法もめちゃくちゃで単語力もあんまりないのに、ヨーロッパ人なんかは発音が上手いから単語レベルで会話内容が通じて、不思議とコミュニケーションを取れたりします。
ヨーロッパの言語は、「R」「L」「F」「V」「S」などを英語同様しっかり発音しますからね。だからそれなりにうまく喋れているように聞こえるし、不思議と実際に喋れるようになっていきますw
一方日本語には、英語の「R」「L」「F」「V」「S」の発音は存在しませんので、うまく通じないし、実際トレーニングしない限りいつまでたっても伝わらないままですw
そもそも日本語と英語では音の作り方がそもそも違います。
日本語は口で音を作るのに対して(僕のイメージ)、英語は腹式呼吸でしっかり息を吐き出すことで子音をはっきり発音する。
だから日本語の音は高く聞こえて、ネイティブの話す英語はお腹の底から出たような低い音がするわけですね。
その辺のことを理解せず、ただ闇雲に先生とたくさん英語を話しても、いつまでも発音の地獄からは抜け出すことはできません。
だから日本人はインプット同様、発音にも力を入れていかなければならないと。
あ、ちなみに僕は何度も言ってますが完全ノー勉で留学しましたので、発音地獄に陥りましたよ。
でも早い段階で、発音が英語を話せない全ての元凶だということに気づいて、留学1ヶ月目から独学で練習を始めました。
まず「R」「L」「F」「V」「S」などがよく聞き取れないので、ネットで調べて口や舌の動きをコピー。とにかく舌が痛くなるくらいまで練習を毎日繰り返した。ホームステイ先の家の周りを散歩しながらひたすら「Water」「Really」「Start」とか単語レベルで練習しました。
そうすると不思議とスラスラ言えるようになる。文章の中でもスラスラと。
次は日本語の音は高いのに、英語の音が低いことに気づきました。だから意識して低い声で喋るようになったら、なんか不思議とネイティブっぽく聞こえるようになった。笑
この辺りからですね、留学中「あなたは日本人じゃないみたい」と言われるようになったのは。
さらに現地では、僕より英語のできるイタリア人のお姉さんと友達になり、その人の英語の発音を真似するようになったり。
そういう紆余曲折があって今では「Are you from Korea?」と言われることが90%です。なんでw?
僕は独学でやりましたが、フィリピン留学では発音矯正レッスンみたいなのもあります。というかマンツーマンレッスンですので、嫌でも直されますよ。
僕も今回留学した「QQ English」でも発音は重要視されてるらしく、結構直されて鼻をへし折られた形です。笑
でも文法などと違って発音に関しては自分で気づくことが難しいですから、細かいとこを指摘してもらえてよかった。
最後にもう一度言いますが、発音のトレーニングをやらないとフィリピン留学ひいては英語学習で失敗する可能性があるので、ぜひ最優先事項の一つで進めていきましょう。僕の経験上英語力がある人は発音も綺麗です。
楽天の三木谷社長、ソニーの平井社長も英語力もさることながら、発音もネイティブレベルに達してますよね。
もはや発音は「英語力の一部」として考えた方がいいかと思います。
≫関連記事:日本人が甘く見ている「英語の発音」の重要性について
自分の頭で考えない人
学習法における失敗編の最後としてあげるのが
「自分で考えない人」
これは別に英語学習や留学に限ったことじゃないですよね。
仕事でも人生においても、自分で考えず他人や会社、社会から与えられたことだけをやってる人が成功する確率は非常に低いですよね。
英語学習であれば、学校で授業に出てるだけ、先生から出された宿題をやってるだけ。授業の予習・復習をしてるだけ。それだけではなかなか英語力は伸びず、フィリピン留学は失敗に終わると思います。
なぜなら学校があなたの英語学習を全て面倒見てくれるわけでもなければ、先生があなたに必要な知識を全て教えてくれるわけでもないからです。
自分に必要なものは自分で探さなければなりません。
なので逆に言えば、英語話せるようになる人は学校に通わなくても勝手に話せるようになります。
今まで何人も学校に通ってないけど、ペラペラ話せるようになったという日本人に出会ってきました。
YouTubeにもそういう日本人がいますよね。
Rachel&JunのJunさんなんかは、大学では英語を学んでたみたいですが、留学なしでこのレベルですからね。
留学してもこのレベルまで達するのは難しいと思います。まして英語学科の学生でここまで話せるようになる人は普通いません。
こちらの動画でも紹介されてるように、学校外でかなり努力されてたんだと思います。↓
あと僕には日本語をネイティブレベルでペラペラ話せる外国人の友達が何人かいます。
そのうちのひとりがパティという女の子で、「大学で一応日本語学科に通ってたけど、そこで学んだものはほとんどない。最初の1年か2年くらいは全く話せなかった。でもそのあと日本人の友達と遊ぶようになってから、話せるようになった」と言ってました。
もうひとり中国人のJUNちゃんは、「学校で一切勉強したことないよ。全部独学」と話してました。それで日本語検定1級を持ってます。僕が聞いてもほとんど違和感ないレベルです。
もちろん学校に通って先生の授業を受けることも大切ですが、それプラス自分でどう努力するかが重要なんだと思います。
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その他、フィリピン留学で失敗する人のパターン
質の低い学校に入ってしまった。
最初に書いた通り、僕が初めてアイルランド留学した時、通ってた語学学校が潰れました。(留学中に辛かったことを全部まとめて話す【結局全部いい思い出】)
正確にいうと最初の6ヶ月間通ってた学校は大丈夫だったんですけど、その次に通い始めた学校が数週間で潰れました。ある朝いつも通り学校に行ったら入り口に張り紙があって「今日で学校閉鎖するわ。みんなごめんな。お金の返金は政府を頼ってくれよ。」みたいなことが書いてあった気がします。
完全に学校選びで失敗しましたね。笑
でも安心してください。おそらくこのようなことはまずフィリピン留学では起こりません。ましてや日本人経営である程度規模のある学校であれば、まず大丈夫。
僕みたいな失態を犯すことはないでしょうw
でも、質の低い語学学校を選んでしまう可能性は十分にありますので、その辺は注意した方がいいと思います。
フィリピン留学を何週間かしてるといろんな話を聞きます。学校には他の学校から移ってきたという方もいましたし。
そういう方々に話を聞くと、本当にサービスの質が低い学校があるらしいです。
例えば、
- 先生が大学生のアルバイトで、授業中居眠りしてる
- 教える以前の問題で、先生の英語力が低い
- 先生の授業中の態度が悪い
- 学校スタッフが全くサポートしてくれない
もはや学校が自分に合う合わない以前の問題で、サービス自体に問題があるパターン。
こういう学校に入ってしまうと、全てが台無しになってしまうので、学校選びに関しては細心の注意を払った方がいいかと思います。
僕としては次のポイントを押さえて学校選びをされるのがいいかと思います。
- 日本人経営の語学学校
- ある程度規模が大きい&有名
すごく普通の選び方ですが、これでいいんじゃないかな。
僕は今までフィリピン最大級の語学学校「QQ English」と、社会人専門の語学学校「ミライズ留学」に留学してましたが、どちらもサービスのクオリティは最高でした。
英語に関しては両者とも先生の質が非常に高かった。英語力はもちろんのこと、ちょっとうまい言い方が見つからないんですけど「接客態度」が非常に良かった。生徒を不快にさせるような先生はほとんどいません。(たまにいますがw)
あと宿泊施設に関しても両方良かった。
特にQQ Englishなんかはセブ島の中でも最高品質のコンドミニアムの部屋を押さえてます。今回僕もそこに滞在したんですけど、住み心地最高でしたね。
QQ Englishの場合にはホテルにも滞在できますから、ちょっとラグジュアリーな留学をされたい方にもオススメ。
あ、あと選ぶ基準に関してですが、次はあまり気にしなくてもいいなじゃないかな?と思います。
- 価格
- 校風
まず「価格」についてですが、フィリピン留学はすでに安いので、そこでさらにケチってサービスの質を落とす必要はないんじゃないかな?と思います。
料金を抑えたいなら、一人部屋じゃなくてドミトリーを選ぶ手もありますし、授業数の少ないプランを選ぶという方法もあります。
おそらく安いという理由で学校を選ぶと、悲惨なことになると思いますw。虫が大量発生する部屋とか、授業中毎回イラつかせてくる先生とか嫌でしょw?
ちょっと高くても評判のいい学校選ぶのが、フィリピン留学の満足度を上げる秘訣かと思います。
あと「校風」について。校風については行ってみないと分からないので、あんまり気にしてもしょうがないと思いますw。「年齢層」と「スパルタ」かどうかくらいを気にしとけばいいんじゃないですか?
ちなみに僕はスパルタとか絶対に嫌ですw
日本語を頑なに話さない人
これがこの記事で紹介する最後の失敗パターン。それが、
「日本語を頑なに話さない人」
よくネットの記事には、
- 留学中は日本人とつるむな
- 日本語は話すな
みたいなこと書いてありますよね。
でもぶっちゃけ日本語話そうが、話さまいが関係ないですよ。(正確に言うと僕の意見は「どっちでもいいじゃん」です)
重要なのはいかに「英語を話したか」「英語のインプットをしたか」なんで。日本語を話さないから、自動的に英語を話せるようになるわけでもありませんし。
先ほど書きましたが、話せるようになる人は、どんな生活を送ってても、自分で勉強して勝手に話せるようになります。
あなたが日本語を話さないという修行を行いながらストレス溜め込んでる間に、周りの人間は毎日遊びまわりながら英語力を上げていくなんて状況も起こります。
実は僕、アイルランド留学中、修行を行ってたタイプの人間なんですけどねw
現地ではマジで日本語は全く使いませんでしたし、日本人の友達もほとんど作りませんでした。本当に頑固ジジイみたいな状態ですよ。
その傍らで、僕のブラジル人やスペイン人の友達は授業中もベラベラとポルトガル語やスペイン語を話してる。
一見僕の方が頑張ってるように思うじゃないですか?
でも英語の成長スピードは彼らの方が早いんですよ。
なぜか?
彼らは自国語を話してるんですけど、自国の人間を使って外国人との友達の輪も広げていきます。そうすると必然的に英語を使う機会が増えます。
さらに自国の人間の中には自分より英語ができる人間がいます。外国人とコミュニケーションをとる中で、分からないことがあれば彼らに聞けばいい。
だからどんどん成長すると。
一方「俺は日本語しか話さねぇ」とか息巻いてる人間に何が起こるか?
全てを自分で解決しなきゃいけない。でも自分の頭の中には答えがないから、いちいちネットで調べないといけない。
この効率の悪さに気づいて、僕はある時期から日本語を使うようになりました。
幸い、日本語も英語もできるハンガリー人の友達ができたので、彼女にかなり英語力を引き上げてもらえた形です。
自分を追い込むのも悪くないですが、それが効率的かどうかはまた別の話であることを理解しといた方がいいかもです。
追い込みすぎて、辛すぎて帰国なんてのは最悪の失敗パターンなんで、それだったら毎日遊び歩いてた方がいいですよw
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最後に:まぁとにかく楽しんで
ということで以上が僕が思う、フィリピン留学で失敗する人のパターンでした。
キャッチーなタイトルにするために「フィリピン留学で失敗する人の10個の共通点【たくさんレッスン受けても無駄】」と書きましたが、別にこれらに当てはまったからといって、留学に失敗するわけではないので安心してください。
あんまり失敗かどうだとかに捉われず、とにかく楽しんだらいいと思いますよ。
こんな偉そうなこと書いてる僕ですけど、今回のフィリピン留学中はそれほど必死に勉強してないですしw
とにかく先生と友達になることだけを考えてたw。
その結果いい絵がたくさん撮れましたw↓
アイルランドに留学してた時だって、学校は実質6ヶ月くらいしか通ってませんし。
それ以外は自分でカフェで勉強したり、友達と遊んだりして覚えました。それでも留学中は電話でネットバンキング開設したり、水道契約したりとなんとかできるようになってました。日常会話レベルならほとんど問題ないかなと思います。帰国したらTOEIC875点もすんなり取れましたし。(留学するとTOEIC®L&R TESTスコアがいとも簡単に上がる理由)
おそらく英語を話せるようになる人って、失敗のことではなく、成功のことを考えてると思います。
「私は絶対に英語を話せるようになる」「英語を話せたらこんな楽しい未来が待ってる」と
だから皆さんも留学中は常にエフィカシー高めで(自分は”できる”と思うこと)、フィリピン留学を楽しみましょう。
僕が留学してたQQ Englishとかヤバかったですよ。金曜日は泡パーティーに花火にと盛り上がりまくってましたw。ある女性の生徒さんなんかは1週間の留学なのに、授業サボって毎日ビーチリゾートホテルのバーを渡り歩いてました。写真見せてもらったら、めっちゃリア充してて笑ったw
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【英語は、人生で3ヶ月だけ集中学習すれば誰でも話せるようになります】
「オンライン英会話を一年以上続けてるのに、全然話せるようにならない」「英会話教室にずっと通ってるけど、お金ばっかりかかって効果が感じられない」と感じていませんか?
だったら英語コーチングに切り替えましょう。
正直オンライン英会話や一般的な英会話教室で、ただがむしゃらに英語を話す練習ばかりしていても、日本人は英語を話せるようになりません。そのやり方が通用するのは英語と母国語が似たドイツ人やイタリア人、フランス人などの欧米人だけです。
必死に冷や汗かきながら会話練習するのは、まるで「サッカーで試合に勝ちたいから、とにかく練習試合をしまくる」みたいなもの。そんなので勝てるわけがないですよね?同様に、
日本人に必要なのは、第二言語習得研究をベースとして科学的英語トレーニングです。専属英語コンサルタントによる英語習得までの戦略立案、綿密に計算された英語トレーニング、英語の専門家による直接指導です。そしてそれを実行するための行動管理です。
今人気の英語コーチングでは、多くの人が3ヶ月で驚くほど英語力を上げています。会話力で言えば「3ヶ月で会社での英語プレゼンが緊張せずにできるレベルに」、TOEICでいえば「2ヶ月で300点アップ」も現実的な範疇です。
私自身、有名な英語コーチングの「STRAIL」と「PROGRIT」を受講して今ではTOEIC985点。東南アジアやヨーロッパで自由気ままに暮らしています。
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②初心者OK、日本最高峰の英語パーソナル → ENGLISH COMPANY
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4位 | ||||
公式サイト | STRAIL | ENGLISH COMPANY | プログリット | トライズ |
期間 | 3ヶ月 | 3ヶ月〜 | 3ヶ月〜 | 1年 |
コース | ビジネス英語 初級者 TOEIC(300点UP の実績多数) | パーソナルトレーニング セミパーソナル | ビジネス英語 TOEIC・TOEFL IELTS | 1年プログラム |
オンライン受講 | 完全対応 | |||
日本人講師 レッスン | 週1回 | 週2回 | ー | ー |
英語コンサル | 週1回 | 週2回 | 週1回 | 週1回 |
講師 | 専門家レベル | 専門家レベル | 公開数わずか | 公開数わずか |
1日の学習時間 (学習効率) | 1.5時間 | 1.5時間 | 3時間 | 3時間 |
アウトプット | 専属日本人講師 マンツーマン | 専属日本人講師 マンツーマン | オンライン英会話 | オンライン英会話 グループ |
自社での学習法 研究開発 | 垂直統合型 学習デザイン | 垂直統合型 学習デザイン | 他社教材組合せ | 他社教材組合せ |
累計受講者数 | 28,000人 (TOEIC300点UP の実績多数) | 28,000人 | 18,000人 | 12,000人 |
法人導入例 | ||||
全国校舎数 | 計11校 | 計11校 | 11校 | 10校 |
基本料金 (1ヶ月) | 297,000円 (99,000円) | 561,000円 (187,000円) | 544,500円 (181,500円) | 1,284,000円 (107,000円) |
他コース | 延長プラン | セミパーソナル: 231,000円〜 | 6ヶ月: 1,069,200円 | |
一般教育訓練 給付制度 | 受講料20%OFF | 受講料20%OFF | 受講料20%OFF | 受講料20%OFF |
30日間全額 返金保証 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
無料体験の感想 | ||||
詳細記事 | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー |
公式サイト | STRAIL | ENGLISH COMPANY | プログリット | トライズ |
公式サイト | シャドテン | EC MOBILE | スピフル |
運営会社 | プログリット | ENGLISH COMPANY | プログリット |
料金 | 月額21,780円 | バリュープラン: 4,378円/月 フィードバック: 21,780円/月 | 月額5,478円 |
得られる効果 | リスニング力UP | リスニング力UP スピーキング力UP | スピーキング力UP |
シャドーイング | ー | ||
リーディング | ◯ | ||
スピーキング | ー | ー | ◎ |
プロ講師添削 | ◯ | AI自動添削 | |
付属コンテンツ | 1000以上の教材 | ・英語習得に関する 動画コンテンツ ・Nikkei Asia購読権 ・パーソナルトレーニング (オプション) ・TOEIC®︎IPテスト (オプション) | 2500以上の実践的 ビジネス例文 |
トレーニング法 | ①文章の意味を理解 ↓ ②音声を聞く ↓ ③10回文章を見ながら シャドーイング ↓ ④文章を見ず シャドーイング ↓ ⑤提出&添削 | ①単語・文法理解 ↓ ②チャンクリーディング (読む力を鍛える) ↓ ③サイトトランスレート (リスニング基礎) ↓ ④シャドーイング (リスニング力UP) ↓ ⑤提出&添削 | ①口頭英作文 ↓ ②独り言英会話 |
法人導入例 (コーチング) | もっと見る | もっと見る | もっと見る |
料金 | 月額21,780円 | バリュープラン: 4,378円/月 フィードバック: 21,780円/月 | 月額5,478円 |
無料体験 | 7日間 | ー | 7日間 |
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