英語力を手っ取り早く伸ばすために一番いい方法はなんだと思いますか?ほとんどの人は「単語力」と答えるかもしれませんね。確かにTOEICスコアを取る上では、単語力を鍛え上げるのが最も効率的な方法です。
でもコミュニケーションを取るための英語力ををつける上では「Phrasal Verbs(フレーザルバーブ)」を覚えるのが、最短ルート!
というかPhrasal Verbsは英語学習において超重要です。発音、単語、文法と同じレベルで重要です。
Phrasal Verbs(フレーザルバーブ)とは
Phrasal Verbs(フレーザルバーブ)と聞いても「ん?」って方がほとんどですよね。僕も海外に留学するまでは聞いたこともありませんでした。もともと英語が酷く苦手なタイプなので、正しいか分かりませんが、日本の学校ではほとんど教えないんじゃないですかね?
Phrasal Verbsとは「動詞+前置詞」の形をとるフレーズのことを言います。動詞と言ってもいいですね。例を少し挙げます。
put in | 挿入する、収納する |
make up for | 埋めあわせる、補う |
come along | 一緒についてくる |
move in | 移り住む |
take away | 持ち帰る |
light up | 点灯する、照らし出す |
このように、動詞が前置詞と組み合わさると、動詞の意味を残しつつも、新しい意味のフレーズが出来上がるんです。上で挙げたのはほんの一部で、組み合わせは数千通はあります。
これで日常会話ほとんどは表現できて、実際にネイティブもバリバリ使っています。日本語でも同様ですが、難しい単語は敬遠されることも多いので、Phrasal Verbsのシンプルな表現は好まれるんですよね。
というか最強ですよ!正直言って、僕の英語力の8割はPhrasal Verbsで出来てますから(笑)。これなかったら英語力ほとんどないですもん!
それは大げさだとしても、留学中にこの勉強を始めてから飛躍的に英語力とコミュニケーション能力が向上したのは事実です。
Phrasal Verbsを学ぶ重要性
難しい動詞を簡単に言いあらわせる
パッと見だと重要性を全く感じないかもしれませんが、すごく重要です。なぜかというと、これを覚えるだけでこの場の表現の幅が飛躍的に広がるから。一つの単語のパワーが10だとすれば、1つのPhrasa Verbsがもつパワーは100以上あります。
通常、単語というは難しい単語になればなるほど、応用が利かなくなります。単語の持つ意味が限定されているからです。
日本語でも「持つ」「使う」「得る」といった動詞はいろんな場面で使えるのに、「謝る」「感謝する」と言った単語が使われる場面は限られますよね。
Phrasal Verbsは、難しい単語も簡単な単語も表現できるにも関わらず、使い勝手が抜群です。うまく単語が出てこないときは、似たような意味のPhrasal Verbsで代用できちゃいます。だから難しい単語を覚える必要がなくなる。面倒くさがりの人にもってこいの武器です。
例えば「組み立てる」と英語で表現したいとき、どんな単語を使いますか?おそらく「construct」か「assemble」 ですよね。確かに間違いではないんですけど、この単語の意味としては「(建築物などを)組み立てる」ニュアンスが強いです。
だから「IKEAで買ってきた家具を”組み立てる”」と言った家庭で使うような表現をするときには使えません。そんなとき使えるのがこれ。
・put together 「組み立てる」
construct、assembleは形式張っているので、put togetherの方が自然です。しかも最初の二つのような難しい単語を引っ張り出さなくても、スマートに表現できるのがいいですね。
本当にPhrasal Verbs 覚えるだけで、英語がイージーモードのなります。我武者羅にグランドラインを突き進んでた麦わらの一味のところに、ワンピースまでの宝の地図が降ってくるが如く、簡単になります。
むしろ知らないこと自体が損をしてるレベルです。
英語を脳ではなく、感覚で覚えられる
日本語を話すときに、頭の中に文章を描いて、文法通りに文を組み立てたりしますか?しませんよね。ほとんどの人は感覚的に、頭で考えたことや感じたことをそのまま言葉として表現しているはずです。
これは英語においても同じです。最初の頃は使う単語や文法を意識して、高速英作文をしたものを口から出していると思いますが、慣れてくると一瞬で言葉が出るようになってきます。頭で思い浮かべた情景をそのまま言葉にできるようになります。
それは英語という言語が脳に染みつくからです。
ただ、日本の英語教育のように、単語や文法を勉強しているだけでは、言語としての英語の感覚は身につきません。単なる暗記学習ですから。
Phrasal Verbsの学習は非常に有効です。なぜかというと、抽象的な表現だから。先ほども書いた通り、同じフレーズでも様々な表現に化けるからです。
世界の地理を勉強するというときに、単語や文法が「東京都」や「日本」だけの地図を見ているとすれば、Phrasal Verbsは地球儀を見ているような感覚。確かに、全体を理解する上で細かいところを知っておくことは大切です。でも同じくらい全体の感覚を掴んでおくことも大切なんです。
Phrasal Verbsという少し抽象的な表現を学ぶと「なんとなくこの表現がいいな」「こっちの方が伝わるよな」って感覚が身についてくるんです。
人間の直感の8割は正しいなんて言われますが、まさにその通り。僕も英語を話すときは、脳をフル回転させつつも、直感に従うように話してます。僕の経験上でも、頭でひねり出した表現よりも、シンプルな文法・単語を使った方がうまく伝わりますね。
文法、単語をある程度理解している人であれば、これを学ぶことで英語力がぐっと上がりますよ。
Phrasal Verbsの覚え方
最初は「なんでこの前置詞がつくと、こんな意味になるの?」って感じだと思います。
それは「日本語の『は』『が』の違いはなんですか?」と聞くようなもので、そこに答えはありません。ある程度の規則性はありますが、文法のように定まったルールがあるわけではないです。
アイルランドの語学学校の先生は「God says so.(神様がそう言ったから)」と言ってましたので、規則性を探し出そうとしても無駄です。ひたすら覚えて、実践するのみです。使っているうちに英語の感覚が身についていくので、だんだんと頭を使わずにフレーズが出てくるようになります。
使う価値のある教科書
絶対にシンプルにまとめられた教科書、参考書を使うべきです。僕は教科書、参考書という表現は”勉強っぽい”のですきじゃないので「攻略本」と呼んでますが(笑)。教科書なんて知識を得るためのツールでしかありませんからね。
だからと言って、日本の教科書とか使っちゃダメですよ。
あっ、でもそもそも日本の出版社はPhrasal Verbs(フレーザルバーブ)の重要性に気づいていないし、英語学習者にも知名度が低いので、日本には関連書はほとんど売られてませんね。
僕がオススメするのがこれ。「Work on your Phrasal Verbs」
アイルランド留学中に見つけた本です。この他にも3冊くらいあったんですが、これが最も無駄がなく、シンプルにまとめられてたので、これにしました。
マジで最強です。勉強が好きじゃない僕でも、5回繰り返し解いてしまうほど価値がありましたからね。アイルランドのスタバに2週間くらい篭ってました。
中身はこんな感じ。まず見開きでシチュエーションごとにまとめられたPhrasal Verbsが載ってます。解きすぎてぐっちゃぐちゃなのはご愛嬌。
次のページに演習問題。会話で使われるような簡単な表現ばかりなので、覚えて速攻で実践できます。めちゃくちゃ解きました(笑)
全体では、400の日常会話での使用頻度が高いPhrasal Verbsが紹介されてます。これを全部覚えるだけで、かなり英語の戦闘力上がりますよ。
日本でもAmazonには売ってるみたいなので、英会話力を高めたいって人は、試しに勉強して見てください。今まで英会話の勉強をしてきたのに、結果が出ないという人には特にオススメ。
≫Amazon : Work on your Phrasal Verbs
その他、僕が英会話習得のために使っていた・使っている参考書はこちらの記事で紹介
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1 comment
こんにちは、私もシアトルに留学していたときに、the ultimate phrasal verb bookと言うのを買って一冊勉強しました。アメリカ英語の本ですが、今でも図書館でノートに書いて勉強してます。最近はyoutubeなどの海外の英語のサイトでphrasal verbsを勉強しています。やはり日本語を混ぜないで直接英語を勉強するの方が良いですね。phrasal verbs を日本人は徹底的に使えるようにならないと外国人と腹を割って話せないと思いますね。
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