日常会話を話すために必要な知識を身につけられる本、教材を紹介していきます。
ちなみに僕の英語力は日常会話レベルで、TOEICは875点です。普通の会話程度であれば話ができるレベルの単語力と文法の基礎は出来ているはずです。そう信じたい(笑)。
実はもともと英語力は普通の人に比べて低い方で、TOEICは300点台でしたし、会話だって「How are you」くらいのものでしたからね。
それが留学して一気にレベルが上がった感じです。
もちろん日本に帰ってきてからも英語の勉強は続けています。というか帰ってきてからの方がちゃんと勉強してるくらいです。
今回は僕が買った英語の教材の中から、使える本だけを紹介します。英語はこれだけやってれば話せるようになるといった教材はないので、しっかり「文法」「単語」「動詞」「前置詞」を学べる本を紹介します。
基本的な文法が学べる「72パターンで話せる」
僕はアイルランドに1年間留学してたんですけど、実は行く前は全く勉強してません。大学も理系でしたし、そもそも形容詞と副詞の違いもよくわからないようなレベルでしたからね(笑)。現地で気合いを入れて基本的な文法は習得しました。
この本の中には、僕が現地で体を張って覚えた文法が完全に網羅されているので、効率的に学びたい方はこれを知っていれば十分だと思いますよ。というか僕が留学前にこの本を知っていたら絶対に買ってます。
内容としては超初歩的なところから始まります。「I am+一般動詞+ing」「Can you…」「I have+動詞の過去分詞形 」とかそういうところからです。
超基本ですけど、会話において重要なパターンが収録されているので、「そんなの知ってるよ」という方でも基礎の見直しに使える参考書になってます。
ただ関係動名詞などは収録されていないので、そちらは高校の授業で使っていた参考書を見直していただければいいと思います。
まとめて単語力を上げる「TOEFL3800」
やっぱり単語も重要ですね。僕はこのTOEFLテスト英単語3800を使っていました。でも実はTOEFLテスト一回も受けたことがありません(笑)。なぜこの単語帳を使っているのかというと「これやっておけば間違いないでしょ」という安易な考えで買ったからです。
正直に言うと収録されている単語の難易度は高いです。絶対日常会話向けじゃないです(笑)。当然のごとく「take」「eat」「get」といった簡単な単語は収録されていないので注意。
後半になると今まで目にしたこともないような単語がずらずらと出てくるので、僕もしっかりやったのは前半だけですね。
これから英会話を始めようかなと考えている方は、もっと簡単な単語帳から始めるといいと思います。
日常会話を学ぶための単語帳はどれも簡単なものが収録されているので、選ぶ基準はデザインとか読みやすさでいいと思います。
会話に必要な動詞だけ「英語が身につく101動詞」
英会話において一番重要なのが単語です。いかに多くの単語を知っているかで、会話のバリエーションが変わってきますから。
中でも動詞に力を入れるべきです。英語の文は見ての通り「主語+動詞+目的語」という基本的な順番で構成されます。
主語はほとんどの方が完全に覚えているので問題ありませんね。ただそのあとの動詞に問題を抱えてる人って多いんですよ。
というか英語の文章を作れないほとんどの理由が、動詞を使いこなせないからです。主語は当たり前のように使えると思いますが、動詞を知らないがためにそれ以降の文章が作れなくなってしまうんですよね。
この参考書「英語が身につく101動詞」には日常会話で使われる動詞が完全に網羅されています。表紙にもある通り「refuse」「detect」「invlove」「determine」といった、読めるけどなかなか使いこなせない動詞が載っているのでかなり勉強になります。
僕は今でもこの参考書を使って勉強してます。
さらに文法に磨きをかける「前置詞マスターブック」
動詞の次に重要なのが前置詞です。「in」「on」「from」といったものですね。これらがなぜ重要なのかというと、文章をつなげるために必要だからです。
「in」という単語があることで場所を説明することができますし、「on」という単語があることでどこの上に置けばいいのか説明できます。「from」を使うことでそれがどこから来ているのか表すことができます。
僕は学校の勉強を真面目に聞いてなかったので、授業がどんな風に行われていたか知りませんが、前置詞ってそれ単体で詳しく学んだことがなかったと思います。
せいぜい2、3ページ扱われていた程度ですよね。この本だと300ページにもわたって、使い方が載っています。それほど前置詞って簡単なようで意外と奥が深いんですよ。
日常英会話を勉強していて、つまづいている方は前置詞を身につけることでブレイクスルーになる本かもしれません。
知っておくとお得な「Phrasal Verbs」
実は「Phrasal Verbs」というものを留学中に初めて知りました。みなさんご存知ですか?
簡単に言うと「動詞+前置詞」の組み合わせで作られる”動詞”です。ちょっとわかりづらいと思うので例を挙げると
「put together」
「make up for」
「go on」
といったものがそれです。多分英文を読んでいるときなどに見かけたことがありますよね。基本的には「take」「get」「make」と言った簡単な動詞との組み合わせで作られるんですけど、後ろにつく前置詞によって意味がガラッと変わります。
「put together」組み合わせる、まとめる
「put in」入れる、挿入する
全然違いますよね。これ日常会話でめちゃくちゃ使います。というのも難しい単語もPharasal Verbsを使うことで簡単に表せてしまうからです。
日本語でもわざわざ友達との日常会話で「学校に行く」を「登校する」とはあまり言わないじゃないですか。そんな感じでPhrasal Verbsは使われます。
留学中に学校の先生に教えてもらってめっちゃ勉強しました。実は写真の参考書はアイルランドの本屋さんで買ったものです。日本でもAmazonでは買えるみたいです。
≫詳細記事:英語力を裏技的に向上させるPhrasal Verbsの重要性を知ってる?
一人でひたすら練習できる「ひとりごと英会話」
これ実は最近買った教材です。学校の図書館にあって、面白かったので自分で買いました。タイトルの通り独り言を練習できる本です。内容としては完全に日常会話です。
この本のいいところは日常シーン別に簡単な独り言が載っていて、覚えてすぐに実戦で使えることです。「このレストランすっごい混んです」「めっちゃ美味しそう」「早く会議終わらないかな…」とかドストライクの内容すぎて笑いました。
文章が簡単なので、慣れてきたら覚えた文章の単語を変えて、オリジナルを作ることもできます。
個人的にかなりオススメの一冊です。
最後に:自分にあった参考書を
6冊紹介しました。実は僕今までに20冊くらい英語教材を買ってるんですけど、その中の6冊です。なので割と厳選されていると思います。
今TOEIC875点ですけど、これらの本はまだ全然現役ですからね(笑)。TOEICで高得点を取るともう勉強する必要ないんでしょと思われたりするんですけど、そんなことはないです。
英会話の習得に終わりはないです。残念ながら(笑)。もう少し上のレベルに行けば違うのかもしれませんが、僕はまだまだです。
ということでこれからもこれらの教材のお世話になります。僕が留学中にどんな勉強をしてたかは、「1年の語学留学でどれだけ英語力が伸びるのか【僕の経験と勉強法】」で書いてますので、ぜひ読んでみてください。