ずっと前からいろいろと問題点が指摘されている日本の英語教育について、今日は僕なりの意見を書いていきます。
なんでこのトピックについて書こうと思ったのかというと、やっぱり日本の英語教育って変だと思うからです。
だって義務教育で何年も英語を勉強しているのに、誰一人として英語を話せるようにならないって絶対おかしいじゃないですか?ピアノや絵なら、普通5年もあったら相当うまくなるでしょ。
なのに「How are you?」「I’m fine」すらろくにできないって。
実は僕は1年ほど海外に留学してたので、それを痛感した人間の一人です(笑)。最初はびっくりするくらい本当に全然話せませんでした。
でも現地で生活してたら、自然に日常会話レベルの英語力もつきましたし、TOEICも875点になりましたよ。
それから考えてみると、日本の英語教育は無駄ばっかりだし、「文法を6年も勉強するなんてバカ」だなと思います。
ということで、この日本の英語教育の問題点を好き勝手言っていきます。
≫関連記事:【985点が比較】最高峰のオンライン英会話おすすめ13選ランキング。英語は科学的に学ぶ
単語・文法を何年も修行するなんてバカ
そもそも文法とか単語を、中学・高校と6年も勉強する意味ないですよ。
英語って基本的な仕組みを理解できると難しい文法とか勉強しなくても、話せるようになります。で、簡単な英語でも話しているうちに徐々に知識がついて、難しい単語や文法を理解できるようになるんですよね。
よく小学生くらいの子供が海外に1年くらい行くと、ぺらぺらになって帰ってくるのはそのためです。難しい知識なんていらないんですよ。
本当に基本的な部分を覚えたら、とっととアウトプットを始めて、徐々に英語力を上げていくのが最短ルート。簡単な会話すらできないのに、難しい文法なんて覚えたって無意味。どうせ使えないんだから。
堀江貴文さんが「寿司職人が何年も修行するのはバカ」「10年でたまご焼けるようになるとか、バカじゃねえの」と言ってましたけど、英語でも全く同じ。
中学・高校と英語教育で6年間もかけて修行するなんてバカですよ。
基礎知識なんて1年くらいあれば身につきます。あとは適当に海外行くなり、外国人の友達を作るなりして、実践練習をしていけばいい。
僕が海外にいた時は、外国人の友達が結構いたんですけど、みんな文法知識とかほとんどなかったですよ。それでも日本人よりも圧倒的なスピードで上手になっていくんですよね。
そんな時、口が裂けても6年も勉強したなんて言えませんよ、恥ずかしくて。
英語教師の質が低い
細かい問題点を指摘する前に、そもそも「英語教育で6年間もかけて修行するなんてバカ」と言ってしまったんで、もうこれ以上書くことがないんですけど、ちょっと物足りないと思うのでもう少し書いていきます。
次に大きな問題点と言ったら、英語教師の質ですね。日本の英語教育で求められているので、”話すための英語”ではなく”受験のための英語”。
なので単語を大量に知っていて、文法知識が豊富ならそれでいいと思うんですけど、どうやらそれすらも怪しい方がいるのかな?と考えざるをえないデータがあります。
京都府の中学校の英語教師74人を対象に、TOEICを受験させた結果730点に達したのは16人。500点以下だった教師が14人もいたそうです。ちなみに最低点は280点。
730点が取れないのもあれですけど、500点以下ってヤバくないですか?TOEIC800点台を持っている僕から言わせると、明らかに初歩的な文法的知識と語彙力が欠落しています。
当然ながら完全に英会話に支障をきたすレベルです。
もちろん日本の教育は”受験のための英語”なので、会話力は求められませんが、そもそも受験のための英語すらできてないレベルです。
そんな方が教える立場にいるのが日本の教育なんですね。問題点とかそのレベルの話じゃないw。
≫関連記事:985点の僕が「格安オンライン英会話は効果なし」と言い切る7つの理由
発音の練習をしない
根本的に問題点がありすぎるので、もう細かいところ指摘するのが面倒くさいんですけど、書いていきます。
日本人にとっての英語力の最たる問題点は”発音”なんですよ。これのせいでいくらレベルの高い知識を持っていても、一切アウトプットができない。
日本人の発音って世界でもトップクラスで聞き取りにくくて、普通のカタカナ英語ではまず通じないと思った方がいいですね。外国人にとってそれは完全に別の言語です。日本人にとって同じ音の「R」「L」は全く別物なんですよ。
だから本当は真っ先に取り組むべき問題なんですよ。もうね「九九」と同じレベルに重要。
なのに英語教育では発音をほとんど教えない。というか教えることのできる教師がいないってのがそもそも問題ですね。
発音に関して僕は強いこだわり思ってます(笑)。なので「日本人が甘く見ている「英語の発音」の重要性について」も合わせて読んでみてください。
日本語に訳す意味ってある?
英語を日本語に訳すのって無駄だと思いません?日常会話では絶対使わないような文章をひたすら訳して、6年間を終えるって。
英語はコミュニケーションをとるためのツール。だから英語をうまく日本語に訳せるかどうかなんて関係ないんですよ。
日本語にうまく訳せなくても、相手の英語をしっかり理解して、自分の意見を伝えられればそれでオッケー。これ以上何も必要ない。
もちろん将来翻訳家になりたいとか、通訳になりたいっていうなら、そういう能力は必須です。
でもみんながみんな英語のプロになるわけじゃないし、ほとんどの人の使い道といえば、外国人とコミュニケーションをとるため。だから訳が上手いとかどうでもいいですよ。
なんというか日本の英語教育って”日本人のための英語”になってしまってますね。”外国人のための英語”ではない。これが最大の問題点です。
≫関連記事:【985点が推奨】真に初心者へおすすめのオンライン英会話10選
もう無駄な修行はやめよう
こうやって色々と問題点を指摘している僕ですが、もちろんしっかりと無駄な勉強をしてきたうちの一人です。今思うと中学、高校とバカな修行をしてたなって思います。
まぁ成績は悪かったんで、修行と言えるほど勉強してないんですけどね。大学に入学した頃でTOEIC345点でしたから。
その後、大学生の時にサクッと1年くらい留学して英語力は上がりました。TOEICにすると800点台後半。詳しくは「1年の語学留学でどれだけ英語力が伸びるのか【僕の経験と勉強法】」で書いてます。
文法とか単語の勉強に何年も費やすとか本当に時間の無駄ですよ。
だって難しい知識なんてなくても会話なんてできますから。で、会話をしているうちに難易度の高い文法とか語彙は身についていきます。
だから学校の授業とかで英語無駄だなって思う人は、もうやめちゃっていいと思います。それ覚えたって日本でしか使えないから。というかTOEIC700点程度の先生に認められても、しょうもないw。
それよりも海外にってサクッと勉強してきた方が早いですよ。
最近は日本でも「ENGLISH COMPANY」など、第二言語習得研究などをベースとした、科学的に効果が認められてるトレーニングをしてくれる英会話スクールが普通にあります。学生なら学校の英語の授業は休んで、そっちに通った方がいいですよ。笑
社会人の方であれば、大手の英会話教室に通うよりも、高くてもちゃんとした所に通った方がいいです。効果の出ない学校にお金払っても、それはただただあなたの資産を減らすだけですからね。
ENGLISH COMPANYは個人的にですけど、日本で最も質の高いスクールだと思います。本当に英語を習得したいと考えてるなら、ここへ通うべきかなと思います。詳しいことは下の2つの記事で書いてるので、気になる方は読んでいってください。
≫関連記事:ENGLISH COMPANYで本質的に英語習得できる6の理由【まだ遠回りの勉強してるの?】
≫関連記事:『正しいサービスを作ることに全リソースを』ENGLISH COMPANY代表・岡健作氏インタビュー
ぜひ効率的な勉強を。
≫関連記事:【必読】ネイティブとのオンライン英会話は絶対ダメな5つの理由
- 「コーチング系英会話スクール」
- ENGLISH COMPANY
- トライズ
- PROGRIT
- STRAIL
- RIZAP ENGLISH
- スパルタ英会話
- レアジョブ スマートメソッド
- One Month Program
- ぼくらの英語コーチング
- 24/7English
- ALUGO
- NLPE英語コーチング
- スピークバディ
- English Village
- MeRISE英会話
- Aitem
- リンゲージ
- ENGLISH COMPANY
- English Innovations
- プレゼンス
- PROGRIT
- RIZAP ENGLISH
- ENGLISH SCHOOL +200
- ALPROS
- Liberty English Academy
「格安英会話スクール」
「パーソナル系TOEICスクール」
2 comments
ここ10年位は中学英語で文法教えてませんよ笑。むしろ教えなすぎも原因で英語力の国際ランキングが下がってる状態です。
寿司職人を馬鹿にし過ぎ
ホリエモンはアホだから参考にしない方がいいぞ(笑)
寿司屋で働いてから言え。
Comments are closed.