
海外出張、海外赴任、海外からのお客様が来るときなど、普段は英語を使う機会がなくても、急に英語が必要な時というのはよくあります。
街中で外国人に道を聞かれたりすることもよくありますよね。昔はそういう機会が少なかったかもしれませんが、グローバル化のおかげでこれからはもっと増えていきます。
その時に流暢に英語が話せたらかっこいいですよね。「英語話せるなんて羨ましい」って絶対言われますから(笑)。
でも普段から英語の勉強をしていれば、なんとか対処できるかもしれませんが、普通はそう上手くはいきません。そこで、短期間で英語を話せるようになる方法をシェアしていきます。
英語力には2種類ある
まず、僕らの頭の中には英語には2種類あります。「理解できる英語」と「話せる英語」です。それぞれの関係は図に表すとこんな感じです。2つの違いは、読んで字のごとく。当然ですが、理解できる方が使える方の範囲よりも大きくなります。
英会話力を向上させる方法は、話せる英語を増やすとともに、理解できる英語の範囲を広げることです。短期間で英会話を習得するとなると、優先すべきは「話せる英語」を増やすことです。
目次
話せる英語の増やし方
方法はアウトプットを増やすことです。とにかく最初は実際に文章を書いてみたり、喋ってみること。その中で文法の基礎や語彙力は磨かれていきます。最初は下手くそな文しか作れなくて笑っちゃいますよね。僕もそうでした(笑)。
発音のトレーニング
日本人が避けて通れない問題が「発音」です。意外とないがしろにされがちですけど、僕は声を大にして言いたいと思います。絶対に発音は重要です!
発音が出来ないと、英会話の習得がすごく遅れます。というのも、せっかく文法や単語を覚えても発音が悪いと、全く伝わらないから。
日本人の発音は世界でもトップレベルで聞きにくいです。僕は日本人なので、カタカナ英語を聞きとれますが、外国人には何を言っているのかわかりません。絶対に練習しましょう。
単語・文法の基礎を頭に叩き込む
文章を作るには、そのパーツとなる単語が不可欠です。そしてそれらを組み合わせるための文法も知っている必要があります。この2つが揃って初めて文章が作ることができます。
基礎が欠けていると思う方は、単語と文法の参考書を買って、一気に頭に叩き込みましょう。学校の勉強みたいに細かく覚える必要はありません。ざっくりと目を通す程度で大丈夫です。
というのも、これらは英語を話していくうちに自然と身につくものだから。皆さんも文法を勉強したことがないのに、ちゃんとした日本語を話せますよね?それは、小さい頃から会話をしているうちに、自然と語彙と正しい語順が身についているからです。
英語も同じです。一回文法などの知識を叩き込んだら、あとはそれを使えるようにトレーニングしていきます。
瞬間英作文
英会話習得法としてあまりにも有名なので、知っている人がほとんどだと思います。留学をして英語を話せるようになった僕には、正直、その効果に疑問がありました。「本当にこれで話せるようになるの?」って。
でも参考書を読んでみると、英語を始めたての人にはいい教材だと素直に思いました。
なぜこの方法がいいのかというと「簡単な文法」「簡単な語彙」「簡単な表現」で構成されているからです。これはもちろんいい意味です。
英語というのは段階を踏んで学んでいくことが重要です。ビジネスで英語が必要だからといって、いきなりビジネス英語を学ぼうとしても無理です。最初は基礎をしっかりと積み重ねていく必要があります。
瞬間英作文では、会話に必要な英語が綺麗にまとめられているので、効率的に学べます。
独り言英会話
これは、僕が留学してた時に行っていた勉強法です。やり方は簡単で、普段頭の中で考えていることを英語で考えるようにして、それを口に出すだけです。やり方は簡単ですが、綺麗な文章を作ろうと思うと意外と難しいです。というかすっごく難しいです。
これをやるメリットは2つあります。1つが「文章を組み立てる能力が身につく」こと。そして「自分が使えない表現が明らかに分かる」ことです。
瞬間英作文では、参考書に乗っている表現をひたすら覚えて練習する勉強です。でも独り言では、何を言うか考えるところから実際に文章を作るところまで、自分でやらなければいけません。
使えない表現というのはどんなに頑張っても出てきません。この時に自分の弱点が見えるわけです。なのでそれを伸ばすことで、効率よく英語力は伸びていきます。
最初は辛いですが、やっているうちにどんどん、文章が作りやすくなっていきます。はじめは他の参考書の文章を真似するところからですが、徐々にオリジナルの文が作れるようになります。
これ、僕も未だにやってますから。自分で言うのもなんですが、かなり効果がありますよ(笑)。
理解できる英語を増やす
次は理解できる英語を増やす必要があります。というのも、理解できる英語の範囲が小さければ、英語力は頭打ちになるからです。
それを伸ばすには、いくつか方法があります。海外にいるのであれば、ひたすら外国人と話すことで伸びますが、日本ではそうはいかないので、別の方法をとる必要があります。具体的な方法としてはシャドーイングとディクテーションです。
シャドーイング
「何?また当たり前のこと?」と言われてしまいそうですね(笑)。確かにそうなんですけど、日本にいながらにしてリスニング力を上げるなら、やはりこの方法が一番効率的な方法かなと思います。
なぜシャドーイングなのかというと、日本人がリスニング力を伸ばすにはこの方法しかないからです。
国民のほとんどが堪能な英語を話すフィンランドでは、彼らが英語が上手な理由を「子供の頃から英語で海外のテレビや映画を見ていた」と言います。
では、日本人が同じことをしても伸びるでしょうか?僕は伸びないと思います。日本語あまりにも言語の種類が違うからです。
ヨーロッパの国々の言語は元をたどれば、同じ言語から派生していることがわかります。ドイツ語と英語はかなり近い言語なので、学習の親和性がかなり高いです。なので単語や簡単な文法さえ覚えてしまえば、簡単に習得できます。事実、僕が留学していた時もドイツ人の方々はずば抜けて英語力が高かったですから。
一方、日本人が英語を習得する場合、日本語を一旦忘れて、ゼロから頭に英語の基礎を作る必要があり、がむしゃらに英語の音楽や映画を見ても、それはただの音でしかないので、全く理解できません。
シャドーイングは、聞き取った文章を、後を追うようにして口にだすトレーニングです。この時に「正確なリスニング」「発音の矯正」「文章の構造理解」などが自然にできます。
1つのトレーニングでこれだけの、メリットが得られるわけです。英語の理解度はかなり上がります。
ディクテーション
これは「英語の聞き取り」の部分に特化したトレーニング法です。シャドーイングでは聞き取った言葉を口に出しますが、ディクテーションでは聞いた言葉を、文字に書き起こします。
僕はこのトレーニングをあまりしたことがありませんでしたが、最近になってそれをする意味をやっと理解しました(笑)。
ディクテーションのメリットは、聞いた音を文章に書き起こして、視覚化することです。目に見える形にすることで、文章の構造をより深く理解できます。その上、聞き取りがうまくできていないと、文字にすることができないので、リスニングにおける苦手なポイントがはっきり見えてきます。
僕は、紙に書く代わりにパソコンでタイピングしてます。
まずは自分の弱点を知るところから
最初にTOEICテストでも英語スクールのカウンセリングでもいいので、まず客観的に自分の課題点を見つけるのが、英語を話せるようになるための効率的な方法かと思います。
オススメは最近流行りのコーチング系スクールのカウンセリングですね。僕はRIZAP ENGLISHとPROGRITのカウンセリングを受けましたけど、どちらも講師の方のレベルが高くてびっくりしました。
特PROGRITがすごい。講師はTOEIC900点以上でビジネス経験がある人しか採用していないそうです。僕がカウンセリングを受けた時は創業者の山碕さんとお話しました。英語学習のプロセスを論理的に説明してくれて、超勉強になりましたよ。
これ無料でいいの?って思うほど価値のあるカウンセリングなので、それだけでも受けることをオススメします。
「50社以上に潜入した僕の英会話教室&スクールランキング【TOP9】」でオススメできる英会話スクールを紹介してるので、合わせて読んで見てください。
最後に:とにかく多くの時間を投資することが必要
細かい勉強法をこんなに書いてきて言うのもなんですが、英語を習得する上で大切なことは、とにかく多くの時間を投資することです。たくさんインプット、アウトプットすることで見えてくるものがあります。
- 「コーチング系英会話スクール」
- ENGLISH COMPANY
- トライズ
- PROGRIT
- STRAIL
- RIZAP ENGLISH
- スパルタ英会話
- レアジョブ本気塾
- One Month Program
- ぼくらの英語コーチング
- 24/7English
- ALUGO
- NLPE英語コーチング
- スパルタバディ 「格安英会話スクール」
- English Village
- MeRISE英会話
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- リンゲージ 「パーソナル系TOEICスクール」
- ENGLISH COMPANY
- English Innovations
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- ALPROS
- Liberty English Academy