海外旅行といえば、腰あたりの高さまであるキャリーケースを転がして、たくさんの荷物と共に飛行機に乗り込むというイメージですね。昔は海外旅行といえば1年に一回行くかどうかの一大イベントでしたから、荷物が増えるのも仕方ありませんでした。
でも時代はすっかり変わり、航空券の値段はとってもリーズナブルになり、今ではヨーロッパに4万円あれば行けてしまいます。パエリアを食べるためにちょっとバルセロナに行ってくるなんてことも全然可能。
ですから重い荷物を背負って、海外に繰り出すというよりは、短い期間で軽い荷物をもって、サクッと国内を移動するように海外旅行をするスタイルが時代にあっています。軽い荷物の方が旅をより楽しめますからね。
今回はそんな新時代の旅のスタイルを実現するための便利グッズをご紹介。
No. 1
キャスター付きバックパック
旅の荷物を運ぶもの。一番重要なものですね。2週間程度の旅行であれば、大きなキャリーを持って行く必要はありません。必要なものは現地で揃いますし、大きくなるほど身動きがとりにくくなります。
そこでお勧めするのがキャスター付きバックパック。2wayとか3wayバッグと言われるみたいですね。これのすごいところは、タイヤが付いているのでキャリーケースのように転がせる点。そして背負うこともできる点です。
キャリーとバックパックが一緒になっています。
キャリーもバックパックもそれぞれ利点はありますが、意外と不自由を感じる時があります。キャリーは空港のように地面が平坦なところであればスムーズに転がすことができますが、ヨーロッパの街のように地面が石畳になっていると全く機能しません。
バックパックは地面の質に関係なく運べますが、難点は重い荷物をずっと背負い続けなければいけないところ。
こうした点をうまく解消してくれるのが、キャスター付きバックパック。転がす手が疲れたら背負う。背負うのが疲れたら転がす。といったように、疲れを分散することができます。
僕も2週間程度の旅行はこのタイプのバッグを使ってます。
アイルランドで購入したもので、日本ではAmazonでも売ってません。もし壊れたら買うのはkarrimor エアポートプロ。Amazonではいつも品薄だから早めに買っておかないと。
・karrimor エアポートプロ40(機内持ち込みサイズ)
・karrimor エアポートプロ70(少し大きめ)
No. 2
iPhone6用カメラレンズ
海外旅行では、一眼レフのカメラを首にかけて、感動の瞬間を1つ1つ写真に収めていいく。そういう作業には楽しさがあります。でも手軽にポケットから性能のいいカメラを取り出して、必要なときだけに写真を撮りたい時ってありませんか?
それならこちら。olloclipという海外のブランドのスマホカメラ用のクリップレンズ
なんといっても素晴らしいのがデザイン。白をベースにゴールドがあしらわれていて高級感があります。性能も他の安価なクリップレンズとは一線を画してます。
友達同士で、iPhoneで自撮りをしようとしても、頑張って手を伸ばさないと誰かが見切れちゃうってことがあるじゃないですか。このolloclipの広角レンズを使えば、きれいにみんな写すことができます。
また広い景色を撮りたいときに、目では広〜く写っているのに、レンズを通すとなんだか迫力がないってことありますよね。それはレンズの大きさが問題。広角レンズを使えば迫力のある写真が撮れます。
よく街中の広告で「iPhone8で撮影されますました」ってありますよね。実はあれらの綺麗な写真はこのレンズが装着されているらしいです。
高城剛さんが最近発表したトラベルグッズを扱った本の中でも紹介されていてます。その中で自身も、雑誌用の写真撮影にクリップレンズをつけてiPhone で撮ったものを使っていると述べていました。
・LIFE PACKING2.1 – 未来を生きるためのモノと知恵 高城剛(著)
No. 3
時差ぼけ解消デバイス
この謎のデバイス。イヤホンを耳に装着し、そこから照射される光によって、時差ボケが解消されるそうです。作ったのはフィンランドの会社。フィンランドといえば日照時間が短いことで有名な国。ご存知の通り、人間は日光の光を浴びることで、ビタミンDを作り出します。そしてビタミンDは心の健康と関係していて、不足すると気力がなくなったり、不安感が増すことがわかっています。
もともとは社会不安症のために作られたデバイスですが、これが時差ぼけにも効果があります。
光をあてる部分は目や肌ではなく耳。耳に光をあてることでも得られるそう。ですから周りから見ればただ耳にイヤホンをつけて音楽を聴いているように見えます。
こちらも高城剛さんの最新の著書から知りました。次の海外旅行でその効果を実証してみたいと思います。
No. 4
Simフリースマホ
海外旅行の経験がない人は、simフリーかそうでないかを気にしたことはあまりないと思います。日本にいればdocomo、au、softbankのどれかと契約するのが基本。できるだけスマホ料金を抑えたい人だけが、simフリーのスマホを使っていますよね。
でもdocomo、au、softbankのスマホって海外のsimカードを挿しても使えないんですよ。simロックがかかっていて、契約した通信会社のsimカードしか使えないようになっています。
「海外に行っても安心の国際ローミング」みたいな広告を目にします。確かに安心かもしれませんが、1日数千円とられるのは普通。
しかし、simフリーの携帯を買って、現地でsimカードを購入すれば、4Gのインターネットが1ヶ月2000円で使い放題なんていうのはよくあります。(アイルランドの3(スリー)という会社はそうでしたね)。さらにテザリングも無料なことが多いので、1台あればみんなで使えます。パソコンもサクサク使えます。
またsimカードがスマホに入っていないとwifiが使えない時があります。特に空港でよくありますね。wifi接続時に電話番号を入力して、そこにパスワードがショートメッセージを通して送られる。ポケットwifiだとこれが使えないのがネックなので、僕はポケットwifiを使ってません。
航空券、ホテルの予約表をスマホに入れておくとなおスマートですね。無くしたときには印刷もできます。
ですから、1台くらいはsimフリーのスマホを持っていた方がいいですね。ちなみに僕はフィンランドで購入したsimフリーiPhoneを使っていますが、Amazonで高性能のsimフリーのスマホが格安で買えます。「デザイン性」「性能」を考慮した上で日本でも十分に使えるスマホピックアップしてみました。
No. 5
モバイルバッテリー&ソーラーパネル
もはやインターネットはライフライン。旅の途中にスマホのバッテリーがくれたなんて言ったら、一大事。真夜中に知らない土地で迷子になるなんて最悪ですよね。僕もGoogle mapに頼りっぱなし。
ですからモバイルバッテリーは常に携帯しましょう。容量が多いものがいいでしょうね。僕はこちらを使ってます。
また、ソーラーチャージャーもありですね。こちらはサバイバルな旅がお好きな人向けのアイテムですね。僕も持っていて、何度か使ったことがありますが、最初に使った時は感動しました。ついに電気がただになる時代が来たと。
意外とスピーディーに充電してくれます。砂漠のど真ん中で生活するような状況はまずないと思いますが、持っていると便利ですね。防災対策にもなりますから。
No. 6
マネークリップ
基本的に僕は財布を持ち歩きません。旅行だけじゃなくて、日本にいるときも。理由は荷物になるということですね。ほとんどSuicaかクレジットカードで支払いできちゃいますから。しかし、そんな僕が最近注目しているアイテムがこちら。
The Ridgeという海外のブランドが出しているマネークリップ。
見た目に一目惚れしてしまいました。以前からマネークリップの購入は考えていました。なんやかんやいってもお札とカードを収納するものは必要ですからね。
デザインが群を抜いてかっこいいのは言うまでもありませんが、このマネークリップのすごいところは、その薄さとカードの収納量。そしてスキミング防止機能が付いているところ。
Amazonのページで紹介されているんですけど、スマホより薄いんです。ポケットにすっと入ります。お札はもちろんがっちりキープしてくれます。カードは上と下からケースが挟むようにして収納されます。なので落ちる心配はほとんどありませんね。
あとスキミング対策というのは非常に重要。僕はスキミング防止カードをいつもクレジットカードに重ねています。というのも海外だと特別なデバイスを用いてクレジットカードの情報を盗むというのがよくあるからです。余裕でスキミングされちゃいますよ!
このマネークリップにはその機能が標準装備されています。悪い人が近づいてきても安心。
僕も買おうと思って、海外サイトを見たら常に品薄状態でした。人気モデルは売り切れですね。でもAmazon.jpではまだ残ってる。
No. 7
速乾タオル
僕は一つの都市に2週間滞在するよりも、同じ期間で5都市、6都市を旅行したい派。去年はシンガポール、タイ、香港、マカオを14日間で旅しました。
そんなときの必需品が速乾タオル。
ほとんどのホテルには、タオルが付いています。ですからバスタオルをいくつも持って行く必要はありません。でも1つもないとなると何かと不便。
突然の雨で頭がびしょびしょに濡れることもあれば、水系のアクティビティに参加すれば、タオルは必須。
速乾タオルなら、濡れても体についた水滴をすばやく拭き取ってくれます。絞ると吸収した水を一気に出してしてくれて、すばやく乾く。ですから、濡れたタオルをいつまでもバックの中にしまっておく心配なし。
No. 8
ノイズキャンセリングイヤホン
飛行機の中って本当にうるさいですよね。ファーストクラス、ビジネスクラスならまだしも、エンジンの後ろに位置しているエコノミーはまさに騒音との戦い。
そこで必要なのがノイズキャンセリングのイヤホン。これがあれば機内の騒音もしっかりと遮断してくれるので、映画などのエンターテイメントも小さいボリュームで楽しめます。
様々な商品を比較した結果、最もコスパが高いのがQCYという海外のブランドのイヤホン。ノイズキャンセリング機能あり。Bluetooth接続です。ワイヤレスなのでイヤホンが絡まないし、荷物がかさばらないのがいいですね。
機内のエンターテイメントはこちらのBluetooth接続用の送信機を使うことで楽しめます。
機内では普通のイヤホンジャックが刺さらないことが多いので、こちらもあった方が無難。
※ソニーのイヤホンのノイズキャンセリングは高性能ですが、イヤホンジャックがSony製品向けに作られていて、他社で使えないことがあるので注意
まとめ
いかかでしたか?旅する予定がないとお目にかかれないデバイスも多かったのでは?僕は身軽かつスマート、質を落とさない海外旅行をモットーとしているので、今回はそれにあったチョイスをしてみました。
まだまだ紹介したい旅行向けデバイス、アプリがあるので、そちらは別の記事で紹介します!こちらの記事も随時更新していきます。
飛行機の機内で快適に過ごすためのグッズは「飛行機の機内を自分の空間にするオススメ快適・便利グッズ16選」で紹介しています。